かめありリリオホール（葛飾区亀有3）で3月28日、元Jリーガーの北澤豪さんと漫画家・高橋陽一さんの講演会「南葛SC～夢のはじまり～」が開かれる。

　「南葛SC後援会ドリームプロジェクト」の第1弾として企画された同イベント。南葛SCは2012年に「葛飾ヴィドアード」として、区内初の社会人リーグのサッカーチームとして発足。翌年12月に漫画「キャプテン翼」の作者・高橋さんが後援会長に就任したのを機に、同作品の主人公・大空翼が少年期に所属していたクラブ名称に改名した。

パネリストとして高橋さんをはじめ、南葛SC総監督の向笠実さん、南葛レディース監督の横山恵介さん、IFFTA理事長の及川達也さんと選手が登壇。スペシャルゲストとして修徳高校（青戸8）出身で、日本サッカー協会理事を務める北澤豪さんの登壇も予定する。

　内容は、南葛SCの今シーズンの展望と選手紹介、2020年東京オリンピックでなでしこジャパン代表入りを目指す「南葛SC女子チーム」の名称とコンセプト発表、登壇者のトークセッションなど。

運営を担当するIFFTA事務局の田中洋介さんは「4月13日に開幕戦を行うが、まだまだ区民への周知が不足している。講演会を機に多くの人に南葛SCの存在を知ってもらい、ファンクラブの加入者も増やせれば」と意気込む。「ドリームプロジェクトは今後も続けていく予定。Jリーグやなでしこジャパン入りを目指すとともに、区民から愛されるチームに育てていきたい」とも。

今回の講演の見どころについては、「ドリームプロジェクトの名に恥じない、豪華なゲストを迎えての対談が魅力。キャプテン翼の秘蔵話やワールドカップの裏話なども聞けるのでは」と話す。

　開催時間は19時～20時30分。参加無料。