亀有の「玄品ふぐ亀有の関」（葛飾区亀有3、TEL 03-5680-3029）が冬のふぐのシーズンで利用客が増え盛況だ。
　同店は亀有リリオ2番館の地下にあり、総席数は38席。平均客単価は5,000円で、通常のふぐ店よりも低価格で人気を呼んでいる。客層は30～50代の家族連れが中心。

　同店では店長の川上さんが水槽で泳いでいるふぐをその日の分だけさばく。「大型店舗では仕入れなどもあるが、自分でさばいてお客様に喜んでいただけるよう鮮度にもこだわっている」と 下町の小型店ならではの特徴を話す。

　中でも一番人気なのが、冬が旬のふぐの白子。同店では鍋白子（1,680円）と焼き白子（1,680円）の2種類を提供している。「ふぐは雄雌の区別が判断しづらく、白子の供給も一定ではなく、時には提供できない日もある」（同）とも。また「春の産卵の時期を前にした今が旬で、大きな白子が楽しめる。事前で取り置きなどは行っていないが、来店の際にはぜひ食べてほしい」と話す。白子の入荷状況は同店が運営しているブログなどでも告知している。

営業時間は16時～21時30分。3月から火曜定休。