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高砂に「カフェホアロハ」 オープンから2カ月、40年来の夢を地元で実現

店主の早川徹二さん

店主の早川徹二さん

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 葛飾・高砂にハワイアンカフェ「cafe HOALOHA(カフェホアロハ)」(葛飾区高砂3)がオープンして10月3日で2カ月を迎えた。

ロコモコプレートとアイスコーヒー

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 今年で還暦を迎える店主の早川徹二さんは高校生の頃から、カフェを開くのが夢だった。早川さんは現在、生まれ育った実家を改装して同店を営んでいるが、就職してから40年近くは地元を離れていたという。還暦が近づいてきたとき「夢を実現したい」「生まれ育った場所でカフェを開きたい」という思いが強くなり、定年退職を早めて58歳で実家に戻り、オープンに至ったという。

 店名の「HOALOHA」は、ハワイ語で「親愛なる仲間たち」という意味。「サーフィンが好きで、友人のいるハワイによく行っていたこともあり、友人や仲間たちが集うハワイアンカフェを作りたかった」と話す。開店後は、早川さんの中学・高校時代の友人が多く足を運び、ウクレレ奏者やフラダンサーらが集うこともあるという。

 12席を用意する店内には、早川さんの趣味のサーフボードやハワイの友人が描いてくれたという絵が並ぶ。メニューは、食事やデザート、ドリンクなど37種類。中でも、ふんわりした厚みを出すためにじっくり時間をかけて焼いている「ふわふわパンケーキ」や、ハンバーグの中にチーズが入っている「ロコモコプレート」(以上800円)が人気だという。

 早川さんは「この40年で高砂は大きく変わった。昔は団地がたくさんあり、人も多かった」と話すが、「40年以上、会っていなかった仲間たちが店に顔を出してくれて、一緒にお酒を飲めるのがうれしい。家族や仲間たちの助けがなかったら、このカフェは開けなかった。仲間が集う場所を作ることができて、高校生の頃に抱いていた夢や目標が叶かなったと感じている。葛飾の下町らしい人情は変わっていない」と笑顔を見せる。

 今後について、「今は近所の人にたくさん来てもらっているが、ゆくゆくは遠方からも足を運んでもらえるようなカフェにしたい。どんどん年をとってしまうので、できるなら早い方がいい」と意気込む。

 営業時間は11時~21時(木曜・祝日は18時まで)。水曜定休。

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