金町の複合ビルに「マルエツ」開店-地域店舗に経済効果も

マルエツ金町店。大きなビルは新しい街のランドマークとなりつつある。

マルエツ金町店。大きなビルは新しい街のランドマークとなりつつある。

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 葛飾区の金町再開発の目玉とされている「ヴィナシス金町」(葛飾区金町6)1階部分に9月17日、「マルエツ金町店」がオープンした。

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 売り場面積は1,582平方メートルで、生鮮食品・総菜・一般食品・日用雑貨などを取り扱う。営業時間は24時間で従業員数は118人(8時間換算)。銀行ATMの設置を行うなど24時間営業ならではの利便性も生かす。

 高齢者が多い地域に出店する同店は、高齢者や障害者ににも使いやすい店を目指し、工夫を凝らしている。従来は重量が9キログラムあった店内のアルミカートは、約5.5キログラムに軽量化。そのほか、サービス介助者の資格を持つ社員を配置したり、全従業員に高齢者の疑似体験学習を実施するなど、「来店客の状況に応じた適切なサービスを行っていきたい」(同社広報担当者)と話す。

 金町駅前にできたスーパーの経済効果は早くも出始めている。マルエツ近くに飲食店を構える男性は「大型店舗ができたおかげで認知度が高まり、ランチ客も増えた」と特需を喜ぶ声も。

 今後については「現在、柴又の高木屋の草団子などを置くことによって地域性を重視している。また、今後も地域で生産された野菜などを置くことを考えている。地域住民のニーズに応えるために日々ソフト面の改良を行っていきたい」(同担当者)と話す。

 初年度の売り上げ目標は27億円を掲げる。

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