亀有で「葛飾区学校給食展」-葛飾野菜を使った給食の試食も

試食用の給食を配膳するスタッフたち。どのスタッフも区内の小中学校に勤めている栄養士が担当している。

試食用の給食を配膳するスタッフたち。どのスタッフも区内の小中学校に勤めている栄養士が担当している。

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 亀有地区センター(葛飾区亀有3)で10月7日・8日、「葛飾区学校給食展」が開催された。

実際に配られた試食用の給食。野菜はすべて同地域でとられた野菜。(関連画像)

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 同展は葛飾区内の小中学校の栄養士や関係者が開催して33回目。今年のテーマは「地産地消」と「食育」とし、実際の給食や、給食時間に行われている風景をパネルで展示した。

 中には実際に給食で出した料理も展示。同区で中学校の栄養士を行っている高橋さんは「近年では郷土料理を給食に出すなどして、食べて学ぶ給食も食育というテーマに取り組んでいる。昔はステンレスの食器なども使っていたが、今はあえて重量のかかる陶器にしているのも、食事という行為からさまざまなことを学んでほしいから」と話す。

 2日目の8日は地元農家によるインタビューコーナーを設けた。参加した農家はいずれも葛飾区在住で小松菜や大根などを栽培している。地産地消について地元農家の一人は「流通や保存の発達により、より安く手に入る野菜なども出回っているが、とれたての野菜は味も風味も異なる。ぜひ給食を通して地元野菜の魅力に子どもたちが触れてくれれば」と話す。

 インタビュー後には、同区の栄養士たちが考案した地元野菜を使ったメニューの試食会も行われた。メニューは中華風まぜごはん・大根の炒め煮・小松菜入り蒸しパンの3品。この日の午前中は台風18号のため亀有駅を通過するJR常磐線は運休。来場者も昨年に比べると激減していたが、それでも強風の中、多くの来場者が給食を楽しんだ。また来場者には学校で作られているパンなどのお土産も。来場した30代の男性は「自分たちが食べていたころの給食とかけ離れているイメージ。考える栄養士さんも大変だが、学校生活が豊かでうらやましい」と感想を語った。

 現場で働く栄養士でもある高橋さんに、中学生の人気メニューを訪ねると「30年近くこの仕事をしているが、やはりトップはカレーライスと揚げパン。どの時代でもアンケートの上位にいる」と世代を超えたヒットアイテムについて話した。

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