青森・津軽の名産品を取り扱うアンテナショップ-亀有にオープン

「まずいかどうかはぜひ来店して確かめてほしい」とカップを差し出す吉田店長と池田さん。

「まずいかどうかはぜひ来店して確かめてほしい」とカップを差し出す吉田店長と池田さん。

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 青森県津軽地方の名産品を取り扱うアンテナショップ「ウェルカメ七福神とうきょう亀有支店」(葛飾区亀有3、TEL 03-3628-6110)が5月15日、オープンした。

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 同店は、亀有駅北口にあるギャラリー「欄柯洞(らんかどう)」(足立区中川4)の物販部分が移転し、開店したもの。ギャラリーでは以前から津軽地方との交流があり、名産品の販売のほかにも、津軽地方の劇団を招へいするなど、さまざまなイベントを行ってきた。

 今回の移転について、店長の吉田さんは「以前から行っている活動に共鳴してもらった家主さんから格安に物件を借りることができた。ギャラリーは駅の近くではなく人通りも少ない。駅前という好立地でより青森の良さを知ってほしい」と話す。

 店内では、酒やリンゴジュースなどの食品など約120点が並んでいる。亀有在住でスタッフの池田さんは「この店に携わるまでは青森という土地に関して『寒い』と『リンゴ』というイメージしかなかった」と笑う。現在は「来店客に青森出身などの関係者が多く、郷土と文化を教えてもらっている。とても奥深く興味のある地域」と話す。

 来店客には「まずいコーヒー」を振る舞うサービスも行っている同店。紙コップで出すコーヒーは、京都のコーヒー専門店から取り寄せている豆を当日にひき、客が来てからドリップする丁寧なもの。吉田さんは「『まずい』ながらも一生懸命サービスしたい。青森をアピールするだけでなく、今後は地元住民のコミュニケーションの場になれば。ぜひ、まずいコーヒーを飲みに遊びにきてほしい」と話す。今後はカフェ形式のサービスやイベントの場としての運営も目指すという。

 営業時間は10時~20時。定休日に関しては「当分はフーテン(不定期)営業」(吉田さん)。

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