亀有のポータルサイト・スナップ写真コーナーが1年-1,000人超える

カメラマンの辰巳さん。「普段は撮るほうなので・・・」と若干緊張した面持ちでカメラを構える。

カメラマンの辰巳さん。「普段は撮るほうなので・・・」と若干緊張した面持ちでカメラを構える。

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 亀有を中心に地元情報を提供しているポータルサイト「じーも」内にあるコーナー「今日のじーもさん」が6月27日で1年を迎えた。

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 同コーナーは亀有地域を中心に、カメラマンの辰巳隆二(30)さんが街の住人を撮影し、1日1組を「今日のじーもさん」として掲載するもの。同コーナーは昨年6月27日から始まり、休むことなく更新されている。撮影人数について、辰巳さんは「多いときは1日に10人近く登場する日もあった。延べ人数になると1,000人は超えている」と話す。

 辰巳さんは主に毎週土曜日などに同地域の通行人などに声を掛け撮影を行っている。撮影の際、コーナーの趣旨を説明し、理解してもらった人のみを撮影しているが「ほとんどの人が快く撮影を引き受けてくれる。コーナーの最初のころは断られるか不安だったが、杞憂(きゆう)だった。それも亀有の街の特徴なのかも」と振り返る。撮影で困ったことについては、「天候が不良だと撮影の場所が限られるだけでなく、通行人もおらず撮影できないことも。雨が続き、翌日分の写真がなくて亀有中を歩きまわったこともある」という。

 「現在まで重複して撮影した人数は1人だけ」と辰巳さん。重複しない理由について、「写真を撮影しているとその人のことを自然と覚えている。この前撮影したときのカップルと半年先に会ったとき、2人の関係が続いていることがあるなど、街の人の成長が垣間見えて楽しい。子どもの成長も早く、その姿を見ることがあると、このコーナーをやっていてよかったと思う」とも。

 今後については、「今後さらに拡大するというのではなく、じーもの認知や街の人のスケッチをきちんと続けていきたい。これからも多くの人々の笑顔を撮影していきたい」と話す。

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