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堀切菖蒲園にしょうぶの一番花が開花-見頃は来月10日ごろ

園内のハナショウブは10日ごろが見ごろ。現在は数株が咲いている程度

園内のハナショウブは10日ごろが見ごろ。現在は数株が咲いている程度

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 堀切菖蒲園(葛飾区堀切2)で5月9日、園内にあるハナショウブの「一番花」の開花が確認された。

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 同園は約7,700平方メートルの敷地があり、約200種・6,000株のハナショウブが咲く区内屈指の観光スポット。区内外だけでなく外国人観光客の目を楽しませ、年間約11万人が足を運ぶ。

 今年は3月11日の東日本大震災の影響で、石灯籠の倒壊や壁の亀裂など、園内で数カ所の破損箇所が発見されたことから約3週間の休園となった。同園を管理する管理事務所の鈴木篤さんは「ショウブが生息する湿地帯などでは地震の影響によって液状化現象も起こり、安全性に問題があった。長く休園するとの検討もあったが、同園を中心としたしょうぶ祭を期待している人々が多く、園内スタッフ一丸となって修復に当たった」と話す。

 今年は例年通りの時期に咲き始め、見頃は6月10日ごろと予想。今回は節電のためライトアップはとりやめたものの、「この1カ月だけで年間来園者数のほとんどである10万人が来場する予定。現在も園内の清掃などで忙しさのピークを迎えている」と来園者を迎える準備を進めている。

 開園時間は9時~17時(「菖蒲まつり」開催期間中は8時~18時)。入園無料。

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