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山田洋次ミュージアム、12月開館へ-寅さん記念館には「タコ社長」の工場も

寅さん記念館展示物リニューアル完成イメージ

寅さん記念館展示物リニューアル完成イメージ

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 葛飾区は2月8日に2012年度の予算概要を発表し、柴又に「山田洋次ミュージアム」の開館と寅さん記念館(葛飾区柴又6)のリニューアルを発表した。

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 「山田洋次ミュージアム(仮称)」は、現在ある「寅さん記念館」の向かい側にあるレンタサイクル置き場をリニューアルして開く。約100平方メートルの空間には、昨年監督業50周年を迎えた山田監督の思い出の品などを展示する。

 同区観光課の担当者は「昭和の日本映画が盛んだった時代の様子を表現していく予定。展示内容などはこれから進めていく」と12月のオープンに向けて計画を立てている。

 併せて、「寅さん記念館」のリニューアルも発表。同館は1997年にオープンして、今回が5度目のリニューアルとなる。今回は、「タコ社長」でおなじみの朝日印刷所を再現。印刷所内には活版印刷の機械なども展示する。リニューアルの理由について、「柴又には年間200万人の観光客が訪れ、当館には年間20万人が訪れる。飽きられないように魅力を維持していくため」(同担当者)と話す。

今回の大幅リニューアル事業について、「東京の観光イメージといえば、都心部がイメージされがちだが、5月にスカイツリーが開業することによって東京の東側にも多くの人の注目が集まる。近年、柴又には中国などアジア圏の観光客も多く、これから新しい柴又・葛飾をアピールする機会と考えている」とも。

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