亀有香取神社の初詣賑わう-元旦にこち亀原作者も参拝

初詣で参拝する「こち亀」の秋山さん。地元商店街会長の中林さんと共に。

初詣で参拝する「こち亀」の秋山さん。地元商店街会長の中林さんと共に。

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 亀有香取神社(亀有3 TEL03-3601-1418)で1月1日午前0時より除夜祭が行われた。

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 当日同祭は地元葛飾区や隣接した足立区などを中心に未明までに約6,000人以上参拝客でにぎわった。2日までに約30,000人以上の参拝者が集まり、同神社の唐松宮司は「ここ数年、参拝客は年々増えている。以前までは都心まで参拝に行っていた参拝客が戻ってきているのでは」と話す。

 同祭では亀有みこし協議会によるお汁粉とみかんが振る舞われる場面も。長時間並んだ参拝者に好評の恒例行事は開始後すぐになくなるほど人気を集めた。

 翌朝も参拝者で賑わう同神社は、昨年表参道の鳥居を新築し、鳥居の横には由緒ある「狛亀」を設置。また芽の輪くぐりなど新たな行事も行っている。「様々なイベントを行うことによって、地域の活性化の一翼を担えれば(同宮司)」と狙いを話した。

 元旦の昼過ぎには「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の原作者である秋本治さんも参拝に訪れた。秋本さんは今年から同神社で販売される「両さん絵馬」に協力しており、実際に出来上がった絵馬を見て「他にはない面白いもの。ぜひ全国の読者にも手に取ってほしい。これがきっかけで地域が元気になってほしい」と期待を述べた。

 また秋本さんは香取神社について「昔は大きな幹線道路もなく、森の中心に神社があった。森で迷うと神社を目印にして進み、神社から家に帰った記憶がある。神社は街の中心だったし、子どもたちの遊び場でもあった。今後も地域の中心として発展してほしい」と幼少期の思い出を語った。

 なお同神社の「両さん絵馬」などは9時~20時ごろまで販売する。また3日までアリオ亀有(葛飾区亀有3)の特別コーナーで破魔矢や同絵馬などの商品を販売している。

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