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葛飾区堀切のカフェで「エチオピア食堂」ワークショップ 料理を食べながら文化を体験

「エチオピア食堂」チラシ

「エチオピア食堂」チラシ

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 ギャラリー&雑貨カフェ「アイレアメノ」(葛飾区堀切4)で12月18日、「葛飾七大陸食堂」ワークショップ「エチオピア食堂」が開催される。

パーティーの様子

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 葛飾七大陸食堂は、世界各地の料理を食べながら、世界の日常と文化を知るシリーズ企画。さまざまな国に住んでいた日本人や、日本に住んでいる外国人をナビゲーターに招き、現地の料理を現地の作法で食べながら、食卓を囲んだ異文化体験を学ぶ。

 同企画発案者の阿久津千尋さんは「葛飾区にはたくさんの外国人が住んでいるが、その文化に触れる機会がない。世界各地を語り合うことで、外国の文化を身近に感じ、興味を持つきっかけしてもらいたい」と話す。

 当日は、在日エチオピア人支援のNPO法人「アデイアベバ・エチオピア協会」(葛飾区東四つ木)理事、アベベ・サレシラシェ・アマレさんをナビゲーターに招く。アベベさんは、自身の仕事の合間をぬって、在日エチオピア人の生活や就労支援、難民の相談などを行っている。

 主催者でイラストレーターのかつしかけいたさんは「以前、東四つ木の町歩きの取材をした際に、エチオピア人支援のNPO法人の事務所があることを知り、アベベさんと知り合った。以来、話を聞いたり、在日エチオピア人が集まるパーティーに参加したりして交流を続けるうちに、葛飾区に住むエチオピア人と区民が直接交流できる場を作りたいと考えた」と話す。

 ワークショップでは、エチオピアの紹介した後、同国の伝統料理「ドロワット」(鶏肉の辛いシチュー)を振る舞う。「お祝いの時に作るごちそう。本来はインジェラという発酵させた酸っぱいパンと食べるが、今回はご飯と食べてもらう」とのこと。

 「都内に住むエチオピア人約130人のうち半数近くが葛飾区に住んでいる。首都アディスアベバの昔の雰囲気と葛飾の下町っぽい雰囲気が似ている」とも。「同じ町に住む隣人として、彼らの国の文化や歴史を知ることで、2つの国の架け橋になれば」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は18時30分~20時30分。要事前申し込み。詳細はFacebookページにて。

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