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「立石フェスタ」サンバカーニバル、ご当地悪役が襲撃予告?

立石の仲見世商店街の会長に「襲撃」の挨拶をする戦闘員

立石の仲見世商店街の会長に「襲撃」の挨拶をする戦闘員

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 9月1日に開かれる「立石フェスタ」のメーンイベントであるサンバカーニバルに対して8月21日、デスバルから「襲撃」予告があった。

駅前のアルバイトと一緒に犯行予告を配る戦闘員

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 デスバルは、葛飾区のご当地ヒーロー「ゼロング」の敵役。マッチョ大佐を筆頭に、クワタイガー・カブトタイガー・スノーマンなどの怪人が所属し、数人の戦闘員を擁している。現在は葛飾を中心に、「都民を洗脳させ征服する計画を立てている」という。

 この日は犯行声明文を持った戦闘員が商店街事務所や地元商店、通行人などに犯行声明文を手渡しで配布。デスバルの関係者は「いきなり襲撃するとなると周囲に迷惑が掛かってしまう。きちんと関係者に襲撃のあいさつをするのがデスバルの流儀だ」と話す。

 戦闘員は立石仲見世商店街にも訪問し、関係者にあいさつし、襲撃予告を店舗に貼ってもらうように依頼。地元商店主は「最初は意味がわからなかったが、今までにない宣伝で面白い」と話し、店内で食事をしている最中に予告を手渡された20代の女性は「見かけたときは不気味だったが、イベントを見に行きたくなった」とおおむね好感触で受け入れられた。

 今回の襲撃予告は、同サンバカーニバルのプロモーションの一環として行われ、地元商店街関係者の要請によるもの。立石フェスタ実行委員の坂田幸康さんは「従来と異なる目線で立石フェスタの存在を知ってもらいたく依頼したもの。今回のコラボレーション・ショーをぜひ見に来てほしい」と呼び掛ける。「大勢が参加するサンバカーニバルは踏切を渡るため、絶対時間厳守。妨害されると大幅なスケジュール変更の恐れがあるため、何としてもゼロングに時間と平和を守ってほしい」とも。

 デスバルの「襲撃」は15時20分を予定。

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