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葛飾区と葛飾赤十字産院が、移転建て替えに関する基本協定を締結

基本協定締結式の様子

基本協定締結式の様子

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 葛飾区と葛飾赤十字産院(葛飾区立石5)が7月25日、同産院の移転建て替えに関する基本協定を締結した。

握手する青木区長と三石院長

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 同産院は、東京都地域周産期母子医療センターに認定されており、出産前後の母子の生命に関わる事態が発生した場合、24時間体制で産科・小児科双方で一貫した医療を提供する。施設の老朽化や狭あいなどの問題を抱えており、平常時だけでなく大規模災害時の医療の提供に支障をきたすことから、建て替えを希望。移転先に、区内の公有地を活用させてほしいと支援依頼をしていた。

 これを受け、同区では、引き続き区内の周産期医療の中核を担ってもらうことが区民サービスの向上につながるとの考えから、移転先に新宿図書センター(同区新宿3)と道路補修課敷地(同区新宿3)を選定。1月29日に覚書を締結、同日、移転建て替えに向けた取り組みを円滑に進めるための基本協定を締結した。同区青木克徳区長と、同院三石知左子院長は、基本協定書に署名し、握手を交わした。

 同協定では、「平成30年12月31日までに移転用地に現存する建物の解体工事を完了する」「新病院の開設は、平成32年度以降の区と協議して定める日とする」「新病院の病床数104床をめどとする」「新病院1階に葛飾区立図書館設置のために250平方メートル程度を確保し、そのく体を整備する」ことなどが盛り込まれた。

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