亀有北口に二郎系ラーメン店-開店3日間はラーメン100円に

お店のロゴと菅原さん。「多くの世代にお腹いっぱいになってほしい」(菅原さん)

お店のロゴと菅原さん。「多くの世代にお腹いっぱいになってほしい」(菅原さん)

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 亀有駅北口に2月6日、ラーメン店「マルスガ」(葛飾区亀有5)がオープンする。

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 同店は昨年12月まで営業していた「ラーメン昭ちゃん」跡を改装して開く。6坪の店内にはカウンター席9席のみを用意。狭小物件を選んだ理由について、オーナーの菅原哲男さん(31)は「自分でできる精一杯の席数。席数を多くしても目の届かないことがある。来店客とのコミュニケーションをとりながら営業したい」と話す。

 メニューはすべて食券で販売する。メーンは「らーめん」(650円)で、二郎系の特徴である豚肉がのった「豚らーめん」(800円)のほか、「塩らーめん」(700円、豚入りは850円)、「つけ麺」(750円、豚入りは900)円で、トッピングは味玉(100円)、大盛り(100円)を用意する。

 葛飾出身の菅原さんは高校時代からラーメンの魅力に引かれ、各地のラーメン店を食べ歩いた経験をもつ。高校卒業後は各地のラーメン店で修行しながら、地元で独立するチャンスを狙っていたという。中でも好きなラーメンは二郎系のラーメンといい、自身も「らーめんいごっそう」(東京都練馬区)で修行を積んだほど。菅原さんは「ラーメンはB級の食べ物。手軽でおなかいっぱい食べられるのが自分にとってのラーメンの姿」と言い、野菜などの具材が多い二郎系のラーメンを選んだ。

 同店のラーメンの特徴は、豚だけでなく鶏だしを加えたスープを入れることで甘みを強調した味。二郎系の特徴であるしょうゆ味を軽減し、自家製の麺はのどごしを重視するなど、「女性客でも満足するようにした」という。独自の改良を加えたことについては、「二郎系のラーメンを目当てに来てくれる客もそうだが、地元に根付いて長く愛される味わいを目指した」と菅原さん。

 現在新店舗の開店が多く「ラーメン激戦区」とも呼ばれている亀有について、菅原さんは「どのお店も独自の特徴を出していてとても参考になる。自分の店も地域と一緒に成長していきたい」と意気込む。

 営業時間は昼=11時30分~15時、夜=18時~22時。開店の2月6日から8日までは、限定120食でらーめん(650円)を100円で提供する。

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