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「両さんそっくりさんコンテスト」締め切り迫る-大原部長「不在」で困惑

海苔をヒゲに見立てて応募を呼びかける鳥山さん(左)と松橋さん

海苔をヒゲに見立てて応募を呼びかける鳥山さん(左)と松橋さん

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 来年2月に開催される「両さんそっくりさんコンテスト」の応募締し切りまで1週間と迫ったが、運営委員会は頭を抱えている。

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 漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所(=こち亀)」連載35周年を記念して企画された同イベント。両さんやサブキャラクターのそっくりさんを応募し、コンテストを行うもので、審査員には原作者の秋本治さんや、タレントのラサール石井さんなどを予定している。

 コンテストは「両さんそっくりさん部門」と「その他キャラクター部門」の2部門で成り、最優秀賞受賞者にはそれぞれ10万円を贈る。

 11月の応募開始から1カ月半が経過。「週刊少年ジャンプ」や地元情報誌「アエルデ」などの告知で多くの参加者が集まっている。中でも、両さんそっくりさん部門には多数の応募があり、中川や麗子などへの応募も集まっている。しかし、派出所メンバーとして重要キャラクターの「大原部長」のそっくりさんの名乗りがなく、運営委員会は頭を抱えている。

 運営委員の鳥山郁さんは「両津の自由奔放を怒鳴って叱るのが大原部長。イベントに大原部長のそっくりさんが来ないとイベントに締まりがない」と漏らす。同じく運営委員の松橋進さんは「重要なキャラクターだが、派出所メンバーで唯一銅像になっていないという知名度の問題や、年齢が高いという世代的な問題もあるかもしれない」と話す。「口ひげ代わりにのりを付けて参加するのもOK。自称大原部長として参加して、両津を叱ってほしい」と応募を呼びかける。

 「こち亀にも初回から出てきた重要なメンバー。派出所メンバーがそろえばイベントはさらに盛り上がる。ぜひ気軽な気持ちで大原部長になりきって、楽しいイベントに参加してほしい」(鳥山さん)とも。

応募締め切りは12月25日。応募は亀有商店街協議会ホームページまで。

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