日本郵便東京支社は6月2日、漫画「キャプテン翼」のオリジナルフレーム切手を発売した。
モチーフ決定のきっかけは、毎年発行している郷土色豊かなオリジナルフレーム切手について、葛飾東新小岩六郵便局・局長の岡本忠久さんが区の観光課に相談したこと。昨年、四つ木つばさ公園(葛飾区四つ木1)の「大空翼像」に続き、今年「岬太郎像」や「日向小次郎像」など新たに7体のキャプテン翼銅像群が登場するなど、立石・四つ木エリアが盛り上がっていると聞き、題材に決めた。
区内と足立区全域の郵便局で同切手を購入すると、「キャプテン翼銅像めぐりマップ」が付いてくる。同マップは今年3月、キャプテン翼の銅像が計8体になったことを機に、周辺住民や商店からの要望を受け観光課が作成し、配布を始めたもの。
初回1万部印刷し、四ツ木・立石両駅や周辺商店街に設置したが、予想以上の反響があり今月増刷するという。観光課の泉谷昭裕さんは「リアルタイムでアニメを見ていたのがちょうど親になっている世代。W杯も近いので、家族でマップを見ながら立石・四つ木エリアを歩いてもらいたい」と期待する。
岡本さんは「サッカーは子どもにも人気のスポーツ。切手を買って、マップを見ながら街を歩いたり、手紙に貼って遠方の人に葛飾の魅力を広めたりしてもらえれば」と話す。
1シートは82円切手10枚で、価格は1,350円。区内郵便局、足立区内郵便局、東京中央局(千代田区)、日本橋南局(中央区)、西新橋局(港区)で取り扱う。