タカラトミーアーツ（葛飾区青戸4）は8月9日、パシフィコ横浜（横浜市）で行われた「ちゃおサマーフェスティバル2014」で、アニメ「プリパラ」の劇場版製作を発表した。

　プリパラは、同社とシンソフィア（武蔵野市）が共同開発したトレーディングカードアーケードゲーム。今年7月からは、同ゲームを原作としたアニメもテレビ東京系でスタートさせ、小学生女児の人気を得ている。内容は前作の「プリティーリズム」シリーズを継承したもので、アイドルテーマパーク「プリパラ」を舞台に、主人公である小学5年生の「らぁら」がアイドルチームを結成し、トップを目指す友情と成長の物語。

　同イベントでは、アニソンボーカルアイドルユニットの「i☆Ris」とガールズダンスボーカルユニットの「Prizmmy☆」が登場。それぞれオープニングテーマ「Make it!」とエンディングテーマ「Jumpin’! Dancin’!」を披露した。他にもステージ上のゲーム筐体（きょうたい）でプレーができるなど、アニメとゲーム「プリパラ」知ることができる内容。ステージ前の座席は満席で、その左右・後方も多くの観客が集まった。

　イベントの最後に発表された劇場版製作。「劇場版プリパラ（仮）」は2015年春に公開予定という。アニメ放映からわずか1カ月というスピード決定ということもあり、会場から歓声と拍手、驚きの声が上がった。また、プリティーリズムシリーズ恒例の「LIVE in クリスマス」の開催も発表した。

　さらに10月からDVDが発売されることも発表。初回生産版には「DVD特典限定！プロモマイチケ」が封入される。ゲームで使用できる衣装チケットで、各巻1種（計13種類）トップスやヘアアクセ等から封入され、4巻ごとにコーデが完成する仕掛け。会場にいた保護者は「限定コーデが楽しめる」と喜んでいた。