1月24日株式会社タカラトミーは同社、ダイキャストミニカー「トミカ」の新シリーズ「トミカ スターウォーズ」のを筆頭に35種類の新商品の販売を開始した。スターウォーズ(以下、SW)とは1977年にアメリカで初公開(日本では1978年公開)されたSF映画。初公開より35年以上経過した現在も様々なメディア展開が続いており、SF映画の金字塔として君臨している作品。
今回の商品展開は、既出のSWトミカ、大きく4種類に分類されるコレクション性の高いフィギュア、ごっこ遊びが楽しめる「ダース・ベイダー/ストームトルーパー」のマスク2種類、劇中に登場する武器「ライトセーバー」が用意されている。
発売から10日あまりが経過した今も売れ行きは好調。公開当時子どもだったファンが、自分の子どもを連れて販売店に買いに来る姿も。
売れ筋は「トミカSW」。SWの魅力の1つである特徴的な宇宙戦闘機がSWを知らない子供たちへの新しい興味を引くと共に、往年のファンはあらためてトミカを購入するといった相乗効果的が生まれている。コレクション性の高さもあり、反乱軍の「X ウィング・スターファイター」、帝国軍の「タイ・ファイター」に至っては大量購入し劇中のシーンを再現して楽しむファンも。
同社の行った発売記念イベントでは販売されているSWの人気キャラクター「ダース・ベイダー」のマスクを見るなり「今年のハロウィンはこれで決まった。」と気の早い会話もあった。また、「ストームトルーパー」のマスクを購入して憧れの第501軍団に加入するファンもいるとか。
日本の子ども向け玩具業界をけん引する同社が、スター・ウォーズという世界的なブランドと組む事で子供向け玩具業界に新たなる希望を見出した。