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葛飾シャルソンが「東京シャルソン」に発展-世田谷・経堂と合同開催へ

葛飾シャルソン実行委員の面々

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 SNSを活用したマラソンイベント「東京シャルソン」が2月22日、葛飾区と世田谷・経堂で合同開催される。

給○ポイントでは、同じTシャツの人に出会う

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 同イベントは、東京マラソン(江東区など)の「裏イベント」的な存在。同マラソン開催日に、公式Tシャツを着て、町を走り(または、歩き)ながら、「まちの魅力、面白いヒト・モノ・コト」を見つけ、SNSに投稿。情報をシェアして楽しむもの。優勝は「最も楽しい体験をした人」。発端は、同マラソンに出場できなかった人たちが、「自分たちは街を気楽に走って楽しもう」と始めたもの。2012年に世田谷区経堂の有志が始めて以来、「街を再発見し、人と人がつながるランニングイベント」として注目を集め、現在、全国各地で60回開催されている。「シャルソン」とは「ソーシャルマラソン」からの造語。

 葛飾区内では高砂南町商友会がいち早く導入し、昨年6月と10月に「葛飾シャルソン」として開催。今回の「東京シャルソン」は、本部「ご当地シャルソン協会」との合同開催。より広域な「東京エリア」での開催を目指し、将来、「東京シャルソン」の名の下、都内複数エリアで同日開催するための「第一歩」と位置付ける。1回目となる今回は葛飾と経堂で開き、両地区をつないで走るランナーもいるという。地域密着度が高く、地元住民の手作り感にあふれていた「葛飾シャルソン」に声が掛かったという。

  昨年秋の葛飾シャルソンには20人以上が参加。岐阜や千葉、大阪からの参加もあった。本格的なランナーもいればベビーカーの親子も。3万歩歩いた人もいれば、電車を利用した人もいたという。1回目の優勝者は「柴又七福神巡り」をした女性。区外からの参加者で、地元の人との会話を楽しみながら探し当てたという。2回目の優勝者は、「立石バーガー」の店主とのコミュニケーションを披露。「それぞれの視点で町の面白さを発見しシェアするのが楽しい」と葛飾シャルソン実行委員の大木一弘さん。区外の参加者からは、「葛飾の人は道を尋ねると優しく教えてくれる」「下町らしくていい」などの声も上がったという。

 今年のスタート・ゴール地点は、「うまいもん串酒場 ありがたや」(亀有5)。受付を9時半~10時の間に行い、10時スタート~18時のパーティーまでに戻るのがルール。ルートも自分で設計する。「気になっていた店に行ってみたり、商店街で食べ歩きしたり、銅像を回ったりと、自由に楽しめるのが魅力。走り、歩くからこその発見がある」と大木さん。街中では複数の店が「給○(きゅうまる)ポイント」となり、「給立ち飲みどころ」「給ハーブウオーター」「スマートフォンの給電ポイント」「給ケーキ」など、ランナーをサポートする「シャルソン特典」を用意する。

 参加エントリーは2月19日まで。申し込みは、フェイスブックの「東京シャルソン@葛飾2015」イベントページまたはシャディサラダ館白鳥店(白鳥2、TEL 03-3604-7572)で受け付ける。

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