柴又公園(葛飾区柴又6)で4月4日・、5日、「第25回柴又さくらまつり」が開催された。
川風に揺れる満開の桜と共に模擬店や大道芸、ゲームコーナーなどが楽しめる柴又に春を告げる同イベントは今年で25回目。今年も多くの家族連れや観光客でにぎわった。
初日のオープニングセレモニーでは、東柴又小学校・柴又小学校の鼓笛隊が、柴又駅、帝釈天、寅さん記念館へとパレード。街ごとで祭りを盛り上げた。
来賓で訪れた衆議院議員の平沢勝栄さんは「柴又には遠くからも多くの人が観光に来る。たくさんの人に柴又はいい所、また来たいと思ってもらえるような魅力ある街にしていきましょう」とあいさつ。「柴又のラムネはテレビでも紹介されるほど昔から愛され続けている全国でも有名な飲み物。皆さまも飲んでみて」と地元のアピールも。
焼きそば、焼き鳥、もつ煮込み、フランクフルト、焼きしいたけなど、花冷えの中「酒のつまみ」としても人気を集め、「フワフワ」遊具、射的、ストラックゲームなどでは子どもたちが夢中になってはしゃぐ姿もみられた。
同実行委員会の関係者は「今回はあいにくの天気にもかかわらず、肌寒い中たくさんの人が参加していただきうれしい。花には人を呼ぶ力がある」と話す。
5日は雨天のためゲームコーナーは中止となったが、他の催しは予定通り行われた。桜の花も雨にぬれながら寒さにめげず会場に彩を添え、訪れた人の目を楽しませていた。