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タカラトミー、ZOIDSの新作予約開始 ライオンの生命感とメカらしさを融合

生命感あふれるシールドライガー

生命感あふれるシールドライガー

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 タカラトミー(葛飾区立石7)は4月25日、2015年10月に発売される1/72スケールの電動ZOIDS「マスターピースZOIDS シールドライガー」の予約受け付けを始めた。

シールドクローズ状態

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 ZOIDSは、1983年より同社が販売するプラスチックの組み立て玩具。動物や恐竜をモチーフにしたフォルムに、ゼンマイやモーターなどのメカ要素を掛け合わせているのが特徴。同シリーズの中でも「最高峰ハイエンドモデルシリーズ」に位置付けられているのが「マスターピースZOIDS」で、旧商品を現在の技術を駆使して再構築することをコンセプトにしている。今回はアニメで活躍したこともあり、特に人気の高いライオン型(ライガー型)のキャラクター「シールドライガー」の予約を受け付ける。

 同社広報課の金谷奈津子さんによると、同商品の開発で最も力を入れた部分は「生命感あふれる動きを再現すること」だという。開発段階では、ネコ科の動物の写真や動画を徹底的に研究し、骨組みを完成させるまでに1年半を費やした。歩幅が狭かった旧商品に比べ、肩を前後にダイナミックに動かすことで脚を大きく前に踏み込めるようになったほか、外側に開いていた爪先が内側に向くように調整。アーマーに包まれた指先まで、ライオンの動きを忠実に再現している。今回初めて胸のゾイドコアを点灯させることで、脈打つ心臓を表現した。

 鼓動や歩行、咆哮というプログラミングされた3つのアクションにリアルなサウンドが連動し、起動時には動物の「溜め」を表現するアイドリングも行う。付属の台座に乗せることで、その場で歩行モードを楽しむこともできる。

 「新しい解釈を加えたデザインもポイントの一つ。尻尾の関節部分、顔面周辺シールドの展開方法など、生命感のある動きを再現するため細部までこだわった」と金谷さん。やや胴が長かった旧商品と比べて、ギアボックスを細くして全長を伸ばすことで全体のプロポーションを実在のラインオンに近づけた。今回新たに追加された背骨のパーツは角張ったデザインにすることで、機械感と生命感の融合を表現。以前は前方しか展開しなかった顔の「Eシールド発生装置」は側面も稼働することができるようになり、よりライオンらしい表情と複雑なシールド展開が可能となった。たてがみの流れを表現するために大きめに作成された砲台カバーの下にはAMD2連装20ミリビーム砲が格納されており、放熱フィンも展開できる。関節に軟質素材を採用した尻尾の先には、対ゾイド30ミリ2連装ビームを搭載。さまざまなギミックが楽しめるという。

 価格は1万2,000円(税別)。モーター動力付き組み立てキット、台座、フィギュア2体、組み立て工具付き。タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」で予約を受け付けている。

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