亀有のスペインバルがカフェタイム開始-夜間営業との相乗効果狙う

ランチメニューのチキンとブロッコリーのマスタードグラタン(780円)とおまかせパンタパスの盛り合わせ(780円)。スペインバルだが、内装は和風のテイストを散りばめているのも利用客には人気だ。

ランチメニューのチキンとブロッコリーのマスタードグラタン(780円)とおまかせパンタパスの盛り合わせ(780円)。スペインバルだが、内装は和風のテイストを散りばめているのも利用客には人気だ。

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 亀有のスペインバル「ボカピンチョス」(葛飾区亀有3、TEL 03-5697-4424)が2月24日から、カフェタイムの営業を開始した。

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 同店は昨年6月にオープンしたスペイン風バー。約20坪の店内にはカウンターやテーブル席を設け、席数は25席。メーンターゲットは20~30代の男女で、女性1人での来客も多いという。若い層だけでなく、ワインを気軽に飲む50代や60代の夫婦なども来店し、下町らしい温かさも垣間見られる。

 カフェタイム開始に合わせて、ランチセットの提供も開始した。現在はチキンとブロッコリーのマスタードグラタン(780円)、ボカ自家製のドライカレー(780円)、おまかせパンタパスの盛り合わせ(780円)の3種を提供。パンタパスの盛り合わせは、夜の定番メニューのパンタパスの中から人気の4種が楽しめる。ランチメニューにはすべてサラダ、スープが付く。

スタッフの小野さんは「夜の価格帯よりもリーズナブルな価格を設定した。昼間のランチをきっかけに夜の利用客を増やし、夜の利用客も昼に気軽に来てもらえれば」と期待を寄せる。

 カフェタイム開始について、スタッフの佐々木さんは「スペインのバルは朝から開いていて、コーヒーを1杯飲みに来る人や、昼からちょっとビールを飲むなどさまざまな用途で使われている。従来までは夜の営業のみだったが、この機会をきっかけに自由に過ごせる空間を地元に作ることができれば」と地域密着への意気込みを見せる。

 営業時間は月曜~木曜=12時~0時、金曜・土曜=12時~翌2時。日曜定休。

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