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タカラトミー、アニメ版「アルスラーン戦記」をボードゲームに

「アルスラーン戦記」ボードゲーム、盤上演義

「アルスラーン戦記」ボードゲーム、盤上演義

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 タカラトミー(葛飾区立石7)が10月17日、歴史ファンタジー「アルスラーン戦記」のアニメの世界観を忠実に再現した協力型ボードゲーム「アルスラーン戦記 ボードゲーム 盤上演義」を発売した。

ボードゲームを展開

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 「アルスラーン戦記」は、2015年4月から9月まで、MBS/TBS系全国28局ネットで放送されたアニメ番組。田中芳樹さん著の原作小説は1986(昭和61)年の第1巻発売以降、14巻まで続刊中。シリーズ累計600万部を越えた。そのヒット小説を、2013年から「鋼の錬金術師」の荒川弘さんが漫画化、「別冊少年マガジン」で連載をスタートし、第3巻で累計200万部を売り上げ。アニメ化に至った。

 同商品開発の経緯について、同社カード企画部 第2企画課の白鳥男也さんは「同作品のアニメ化に当たり、最初はカードゲームの発売を検討していたが、開発していくにつれて、ボードゲームの方が面白いのでは、という声が上がり、カードを使うボードゲームを開発することになった」と話す。

 ゲームの内容は、各プレーヤーがアニメに登場するキャラクターを担当し、物語の世界観を楽しみながら、チームワークを生かして各ステージをクリアしていく「協力型ボードゲーム」。プレーヤー間の競争ではなく、参加者全員が勝利するか、敗北するかのどちらかの結果となるため、楽しく和気あいあいとゲームを楽しむことができるという。

 白鳥さんは「同作品の世界観・ストーリーを再現しつつ、みんなが楽しめるゲームを作ることにこだわった」と、苦労した点について語る。「作品のファンには、作中のシーンが思い浮かぶよう配慮しつつ、ゲーム自体も、既存のボードゲームユーザーもしっかり楽しめるゲーム性に優れたものを目指した。世界観とゲーム内容のバランスは、ゲームデザインを担当した『ホビージャパン』の担当者と何度も話し調整を行った。戦略性の高いゲームデザインとなり、作品のファンにも、ボードゲーム愛好者にも、どちらも楽しめるボードゲームになった」と自信を見せる。

 価格は6,000円(税別)。全国の玩具店などで販売。

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