葛飾区立堀切小学校(葛飾区堀切2)で11月19日、7人組ダンス・ボーカルグループ「BRIDGET(ブリジット)」の双子メンバー、RYOさん・YUさん兄弟による「ダンスクリニック」が行われた。主催は一般社団法人キッズチャレンジ未来。
同クリニックは、同校の5年生50人と6年生67人の児童を対象に、学年ごとに体育館で約1時間のダンスレッスンを行ったもの。
当日は、ウオーミングアップに始まり、ヒップホップ・ダンスの基礎的なステップ練習、男子と女子に分かれての発表、最後は全員で練習したステップをつなげた一連のダンスを踊った。
レッスン中、2人は常に全ての児童たちに目を配り、うまくステップができた児童を見つけては「うまいよ。できとるよ」といった声を掛けながら、積極的に児童の輪の中に入って指導に励んでいた。
レッスン後は、双子ならではの「どっちがお兄ちゃんでしょうか」クイズを行い児童らの笑いを誘った。YUさんは「今日覚えたステップは難しくないし、ダンスはハマっていったら面白いから続けてほしい」とエールを送ると共に、「ユーチューブで『ブリジット』と検索すると、僕らのダンスも見られる。家に帰ったらパソコンで見てほしい」と活動をPRした。
「2人のダンスが見たい」との教師からのリクエストで、ブリジットの「STILL I RISE」のサビ部分のダンスも披露。体育館中が大きな歓声と拍手で沸いた。
記念撮影が終わると、ノートや配られたブリジットのチラシを手に持った児童たちが2人を取り囲み、予定外のサイン会に発展。2人が児童たちと会話しながら丁寧にサインに応える一幕もあった。
児童たちと一緒に参加した教師の野崎邦雄さんは「ダンスを教えてもらったのは初めてだったが、とにかく楽しかった。中学校ではダンスが必修科目。この先の児童たちには難しいよりも楽しいと感じてほしい」と汗をぬぐっていた。