葛飾区は4月10日、柴又野球場(葛飾区柴又7)で行われる「第43回 葛飾納涼花火大会」を7月21日に開催すると発表した。
同大会は、今年で43回目になる葛飾区の夏の目玉イベント。毎年、約35万人の見物客が集まる。漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」や映画「男はつらいよ」でしばしば花火大会の様子が描かれるなど、「下町の象徴」として根強い人気を誇っている。
今年のテーマは「八物語 夏の夜の華」。1時間に打ち上げ総数約10,000発を打ち上げる。テーマオリンピック・世界宇宙年など8つのテーマに分かれて特徴のある花火を演出し、オープニングでは区の区花であるハナショウブをイメージした紫色一色で会を盛り上げる。
同大会実行委員で区の産業経済課観光振興担当係の古沢さんは「柴又という土地は葛飾だけでなく、全国的にも知名度が高い。この花火大会をきっかけに、より多くの観光客が葛飾に足を運んでくれるきっかけになれば」と話す。
開催時間は19時20分~20時20分。荒天の場合は翌日に順延、翌日も荒天の場合は中止。