亀有のサンドブラスト工房と酒販店がコラボ-父の日にボトル彫刻サービス

今回初のコラボレーションする酒匠の高澤さん(左)とやまきの松本さん(右)。今後も父の日だけでなく、定番のギフトアイテムにしたいと話す。

今回初のコラボレーションする酒匠の高澤さん(左)とやまきの松本さん(右)。今後も父の日だけでなく、定番のギフトアイテムにしたいと話す。

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 亀有の酒販店「酒匠(さかしょう) T-STYLE」(葛飾区亀有3、TEL 03-6231-2239)とサンドブラスト製品の製造・販売を行う「サンドブラスト工房やまき(足立区中川4、TEL 03-3605-1477)の両店のコラボレーション企画が6月12日から、始まった。

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 同企画は「酒匠」で購入した酒類を「やまき」に持ち込み、オリジナルのサンドブラスト加工を行うもの。酒匠では購入した酒類のラベルを特殊な装置ではがし、ラベルシートに保存。酒類は日本酒や焼酎に限らず、店内で販売しているほとんどの酒類に対応する。

 やまきでは、酒匠で購入した酒類にオリジナルメッセージをサンドブラストで刻印する。メッセージは文章だけでなく、イラストなども可能。やまきの松本さんは「子どもの手書きのメッセージや絵にも対応できる。世界で1本だけのオリジナル彫刻ワインを作ることができる」と話す。

 やまきでは、以前から来店客が持ち込んだ酒類などのボトルに彫刻するサービスを行っていたが「酒類の販売は行えず、持ち込みを依頼するのだが来店客の好みに合った酒類の提案ができなかった。今回、酒匠がオープンしたのをきっかけに互いのメリットを出せる企画を行いたかった」(松本さん)と企画立ち上げのきっかけを話す。

 酒匠の高澤さんは同企画の提案に、「長く酒販業を行ってきたが、このような独創的なサービスは非常に珍しい。提案型の酒屋としてはとても付加価値の高まるサービス。今後も互いの利点を伸ばしながら、より満足してくれる顧客を獲得したい」と意欲をみせる。

 サンドブラストのサービスは通常1週間で完成するが、父の日が1週間後に迫っていることもあり、「なるべく要望に応えるよう日曜も営業し、印象に残る父の日にしたい」(松本さん)と、3~4日の納品も相談に応じるという。

 また父の日を前に、酒匠では購入客にオリジナルメッセージカードも提供する。2児の父でもある高澤さんに父の日に欲しいプレゼントを訪ねると、「子どもと過ごせる時間が大事。一緒に食事ができれば」とはにかむ。

 酒匠の営業時間は平日=11時~22時、日曜=11時~18時。やまきの営業時間は10時~20時。サンドブラストのサービスは商品代に別途2,500円が必要。

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