京成ドライビングスクール(葛飾区高砂5)は6月25日の「教習所の日」にちなみ、イベントを開催した。
6月25日は「指定自動車教習所制度」を導入した道路交通法の施行日を記念して、指定自動車教習所協会連合会が指定した「教習所の日」で、全国の教習所で多くのイベントが開催された。
同校は4月から、ハーレーダビットソングッドウッド足立店(足立区島根)の協力で、同バイクをロビーで展示。バイクは毎月異なる車種を用意し、来校者の注目を集めている。
イベントは、普段触れることのできないハーレーに実際に乗って体験をしてもらうもの。ハーレーは排気量が1300ccと1600ccの2台を用意し、同校の指導員が誘導しながらハーレーを体験する。現在同校で教習を受けている受講生が中心に集まり、場内を周回した。
当日に卒業検定を合格し、今回のイベントに参加した50代の男性は「以前からスクーターに乗っていたが、ハーレーは自分にとってのあこがれ。時間に余裕ができた今だからこそ乗りたいと思い、免許取得に至った」と話し、ハーレーの魅力については、「体に伝わる振動と存在感。また乗っていて楽しいと感じることができる。通常のバイクとは別格の存在」とも。
同校指導員の村田さんは「通常ハーレーを運転するというのはなかなかない行為。あこがれの存在であるハーレーを身近に感じてくれて、より免許の取得に意欲的になってほしい。今後もこのようなイベントを定期的に行っていき、距離感の近い教習所を目指したい」と話す。