食べる

青戸に「八起だるまカフェ」 だるまに囲まれた店で「だるま焼き」など提供

店主の段瑞瑩さん(左)と八ツ田泰成さん

店主の段瑞瑩さん(左)と八ツ田泰成さん

  • 2

  •  

 だるまをコンセプトにした「八起(やおき)だるまカフェ」(葛飾区青戸3)が葛飾・青戸にオープンして、12月1日で1カ月がたった。

「八起だるまカフェ」店内の様子

[広告]

 9月15日からのプレオープン期間を経て、グランドオープンした同店。学生時代に「七転び八起き」という意味に引かれたという店主の段瑞瑩(ズイエイ)さんは、だるまのネットショップを開業。その後、夫の八ツ田泰成さんとともに念願だった実店舗のオープンに至った。

 店舗面積は約14坪。八ツ田さんの出身地である群馬・高崎のだるまを中心に、宮城、福島、神奈川など各県のだるまや、だるま関連商品を取りそろえる。縁起物の招き猫などの雑貨、財布やショッピングバックなどの同店オリジナルグッズも扱う。

 カフェスペースは、4人がけテーブル1卓、2人がけのテーブル2卓。八ツ田さんの祖父から譲り受けた樹齢約100年を超えるサツキの盆栽など、和をテーマにした装飾にもこだわる。メニューは、同店名物の「だるま焼き」(粒あん=400円 抹茶・チーズ=各450円、ハムチーズ=500円)が人気だという。「八起だるマキアート」(500円)は、「家内安全」「学業成就」など14種類の縁起だるまをあしらったラテアートを用意する。

 段さんは「近年、だるまに限らず、日本の伝統工芸品が海外で評価され人気が高いことを受け、都心からのアクセスがいい青戸を選んだ。日本に来る外国人が地方に行かなくても、この店で特別なだるまを買えるようにしていきたい」と言い、八ツ田さんは「お客さまとの話をメインに、アットホームでくつろげる店にしたい。地域の皆さんの心のよりどころになるような場所にできれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は10時30分~17時30分。土曜は不定期で月2回営業。日曜定休。

葛経ラジオ
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース