スパゲティとカフェの店「スパゲッティ デコピン」(葛飾区高砂5)が1月9日、葛飾・高砂にオープンした。
12月16日からのプレオープン期間を経て、グランドオープンした同店。店主の小野寺直治さんは元広告代理店の営業マンで、その際、新規事業開発の一環でスパゲティ専門店のマネジメントに携わったことが大きな転機となったという。「今度は私がキッチンに立って、お客さまを喜ばせたい」との思いから会社を退職し、「パンチ・ボリューム・ハッピー」をコンセプトに掲げ、同店を立ち上げた。
店舗面積は約45平方メートル、席数は16席。内装は「アメリカンな雰囲気」をイメージし、過去にアパレルやインテリア業界でも働いていた小野寺さん自ら、壁紙や椅子、照明などをセレクトした。店名は「パンチのあるメニューを提供したい」という思いから、パンチがあり、響きの良い音を探していたところ「デコピン」にたどり着いたという。「ドジャースの大谷選手の成功にあやかりたいという思いも含んでいる」と笑顔で話す。
看板メニューは、自家製の豚バラ肉の塩漬けをふんだんに使い、バターしょうゆとチーズの風味を利かせた「デコピンスパゲッティ」。ほかにも、「旨(うま)辛担々スパゲッティ」(以上1,000円)や「ナポリタン」、数種類のスパイスを調合した「スパイシーカレー」(以上900円)も「お薦め」だという。
「タピオカドリンク」(600円)や「フレッシュジュース」(650円)などのドリンクメニューも豊富に取りそろえ、小野寺さんは「ランチやディナーだけではなく、カフェとしても積極的に利用してほしい」と話す。
今後は、スポーツ観戦イベント、ペット同伴での来店を歓迎する「ペットデー」などの企画も計画している小野寺さん。「地域の方々が集まり、くつろげる場所にしたい。ボリューム満点でパンチの効いたスパゲティを、ぜひ気軽に楽しんでもらえれば」と意気込む。
営業時間は、11時30分~16時30分、17時30分~21時。土曜・日曜定休。