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葛飾で「かつエネ推進会」 葛飾区と地元住宅企業が協業し高性能住宅普及へ

「第4回かつエネ推進会」の参加メンバー

「第4回かつエネ推進会」の参加メンバー

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 「第4回かつエネ推進会」が1月30日、セイズホール(葛飾区立石7)で行われた。

セイズホールで行われた「第4回かつエネ推進会」の様子

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 葛飾区が2020年に発表した「2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロ」を目指す「ゼロエミッションかつしか宣言」、2023年に発表した「活(い)き生き人生100年プロジェクト」の達成に向けて、大きな役割を担う住宅業界が脱炭素社会を考え活動していくため、昨年9月に発足した同会。主として、省エネとして「高断熱住宅の普及促進」、再エネとして「太陽光発電設備の設置促進」を掲げ、葛飾区と区内の設計事務所や工務店など19の事業者が、その知識や技術力、ノウハウを共有、習得し、「区民の安全と快適で健康的な生活を送ること」を目的としている。

 当日は、葛飾区が「目指すビジョンや住宅の仕様基準」、住宅の設計・建築・販売を手がけるセイズの及川達也社長が「地元葛飾の住宅産業」について発表したほか、断熱リフォームの事例発表もあり、意見交換が行われた。今後は、「東京エコビルダーズアワード」などを受賞しているセイズの高性能住宅見学など、現場での知識・技術の習得を行っていくほか、区民にも省エネ・再エネ住宅の大切さを知ってもらうため、区民向けセミナーなども開催していくという。

 葛飾区都市整備部建築課の秋元高志課長は「日本、そして世界各国は既に脱炭素社会の実現に向けて歩み始めている中、葛飾でも区内の事業者と手を組み、今後も区民のために、省エネ・再エネ住宅の促進に向けた活動を進めていきたい」と話す。

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