
葛飾野高校(葛飾区亀有1)ダンス部が現在、8月29日に行われる「第13回全国高等学校ダンス部選手権」決勝大会に向け練習に励んでいる。主催はエイベックス・エンタテインメント(港区)。
高校ダンス部の頂点を競い合う、2013(平成25)年に始まった同大会。審査基準は、「漢字2文字のテーマを、いかにダンスで表現するか」と併せて、「表現力」「技術力」「独創性」の3項目を100点満点で採点する。6月より、東北、関東、中部、関西、九州の5エリアで行われた地方大会に加え、オンラインによる予選大会も開催され、全国大会には36組が出場する。
6月28日・29日に行われた関東地方大会には66組が出場。両日それぞれ、3位までに入った合計6チームが全国大会に進む。同校は、初日準優勝に輝き、2度目の全国大会への切符を手に入れた。
同校ダンス部は設立15年で、現在の部員数は46人。全国大会では、地方大会同様、「燦忍(コウサイ ニンジャタイ)」の漢字2文字をテーマに、忍者の衣装に身を包み、ダンスを披露する。同部部長のアギラルカイラさんは「地方大会よりもグレードアップした私たちを見せる」と話す。部員たちは、決勝大会への出場が決まってからは、週4日の練習に加えて、個々に自主練習に励んでいるという。
アギラルさんは「決勝大会に進出できたのは私たちの力だけではなく、周りの皆さんがたくさんのサポートと応援をしてくれたおかげ。このダンスを見てくださる皆さんに感謝を込めて、勇気と元気と感動を与えられるような踊りをしたい」と意気込む。