小菅西公園(葛飾区小菅1)内に4月1日、区内初のスケートボード施設「小菅西公園スケートボード場」がオープンした。
東京都下水道局が管理する小菅水再生センターの屋上空間を活用して造られた同園。2020年東京五輪での日本人選手の活躍を受け、区内でもスケートボード場開設を望む声が高まったことから、葛飾区は2024年度に、スケートボード場の整備に向けた検討を始めた。近隣への騒音を考慮して同園を候補地として選定。約2年の設計・工事期間を経て完成に至った。
同施設には、基本的な斜面を滑る動きを学ぶことができるおわん型のセクションや、米カリフォルニア州サンフランシスコにある有名スポットをイメージした障害物など、世界的な大会でも使われるデザインのセクションを配置。初心者から上級者まで幅広く楽しめる設計となっている。
オープンに先立ち、3月28日に開設式典を行い、地域待望の新たなスポーツ拠点の門出を祝った。青木克徳葛飾区長は「東京五輪後の反響が非常に大きく、区内に専用の場所を設けてほしいという声があり、整備に着手した。まずはここで多くの区民に楽しんでもらいたい。今後は水元公園でも大規模なスケートボード場の整備を予定しているので、ここでの知見をつなげていきたい。ここから世界へ羽ばたく選手が生まれることを期待している」と、区のスポーツ振興に対する熱意を語った。
開設式典後には、葛飾区堀切出身でプロスケートボーダーとして活躍する西宮ジョシュアさんらがデモンストレーション滑走を披露。同施設の監修にも携わった西宮さんは「堀切菖蒲(しょうぶ)園のすぐ近くで育った。地元である葛飾にスケートボード場ができて本当にうれしい」と笑顔を見せ、「スケートボードはスキルや年齢、人種を問わず自分らしくいられる競技。やったことがない人もぜひ足を運んで、この場所を楽しんでほしい」と、次世代のスケーターたちへメッセージを送った。
営業時間は9時~20時。第4水曜定休。利用料金は、一般・高校生以上=1時間250円、小中学生=同50円。スケートボードを100円で貸し出すほか、ヘルメットやプロテクターは無料で貸し出し、道具を持たない初心者でも気軽に利用できる環境を整える。