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葛飾のセイズ、9回目の「ハウスオブザイヤー」受賞 災害時も安心な住宅を

審査委員長の芝浦工業大学・秋元孝之教授(左)とセイズの及川達也社長

審査委員長の芝浦工業大学・秋元孝之教授(左)とセイズの及川達也社長

 住宅の設計・建築・販売を行う「セイズ」(葛飾区立石7)の分譲住宅ブランド「zero-e(ゼロ・イー)」が、一般社団法人日本地域開発センターが主催する「ハウス・オブ・ザ・イヤー2025」で特別優秀賞を受賞し、5月7日に表彰式が行われた。

セイズのモデルハウス「zero-eBASE(ゼロ・イー・ベース)」

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 同賞は、全国規模の表彰制度で、建物の外皮性能と、給湯・換気・空調・照明といった設備機器を一体として評価し、住宅全体の省エネルギー性能やCO2削減などへ貢献する優れた住宅を表彰する。同社の受賞は今回で通算9回目。東京都で分譲一戸建てを主力とする企業では唯一の受賞となった。

 分譲住宅ブランド「zero-e」は、「SW(スーパーウォール)工法」を採用し、高断熱の硬質ウレタンパネルや高性能サッシ、計画換気システムなどを組み合わせることで高気密・高断熱・高耐震を実現。ほぼ全ての住宅に太陽光パネルを標準搭載し、蓄電池の設置で、緊急時や災害時でも快適に過ごせる住宅(レジリエンス住宅)を展開し、近い将来義務化されるZEH基準を上回る性能を備えている。これら性能面に加えて、北欧風などデザイン性にもこだわり、双方を両立しているのが特徴だという。

 表彰式では、審査委員長を務めた芝浦工業大学の秋元孝之教授が講評し、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた住宅分野の役割に言及。これまで重視されてきたCO2排出量削減に加え、「材料製造から建設、解体・廃棄までを含むライフサイクル全体のカーボン削減が重要」と説明した。審査員の寺尾信子さんは「今後は省エネ性能の追求だけでなく、建設から廃棄までを見据えたカーボン削減、そして地域や住まい手に愛され、100年持続する住宅であることが重要になる」と話した。

 セイズの及川達也社長は「受賞は社員たちの努力が実を結んだ結果。省エネ性能に加え、災害などによる停電時にも普段に近い暮らしを続けられる、「レジリエンス性の高い住宅」を届けていく。2024年からは、葛飾区と連携する『かつしか省エネ再エネ健康住宅普及促進連絡会(かつエネ)』にも参加し、区内の住宅の高性能化に取り組んでいる。今後も活動を続け、住み良い街づくりにつなげていきたい」と意気込む。

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