タカラトミー(葛飾区立石7)は1月18日、東京国際フォーラム(千代田区)で行われている販売店向けの玩具商談会「TOYフォーラム2010」会場でトミカ40周年記念事業に関する記者発表会を開いた。
トミカは外国製のミニカーが全盛の1970(昭和45)年、国産車ミニカーを求めるユーザーの要望に応じて登場。シリーズの合計販売車類は800種類以上、累計販売5億3,800万台以上の売り上げを誇る同社を代表するヒットシリーズ。
40周年にあたる今年は「でっかい子どもに、育てよう。」をテーマに、レトロ感を出す商品だけでなく、新技術やエコなどをテーマにした商品などを発表していく。
トミカブースでは手転がし遊びで発電する「テコロジートミカ」(6月19日発売予定)をはじめ、トミカの歴史40年をつづる「40周年記念 トミカ40年記(上)(下)」(1月30日発売予定)、同シリーズ6種類を復刻販売する「40周年記念 復刻トミカ Vol.1」(4月1日発売予定)などを発表。併せて、「でっかい笑顔フォトコンテスト」などをはじめとした各種キャンペーンも予定。商品・イベントの両方から40周年をアピールし、玩具・ライセンスを合わせた200億円規模の更なる市場拡大を目指す。
当日、40周年を記念してキャンペーンキャラクター「でっかいこども大使」にタレントの山口智充さんを任命。山口さんは自らもトミカを所有し、3児の子どもたちと遊ぶほどのトミカ好き。今後はCMやキャンペーンなどに登場し、同商品をアピールする予定。山口さんは「トミカ歴は38年。子どものころから遊んでいて、現在は子どもたちと楽しんでいる」と親子で楽しめるトミカの魅力について語った。