タカラトミー(葛飾区立石5)は6月24日から、あいうえお学習機「コロコロあそぼ!トミカおしゃべりあいうえお」を発売する。
トミカは外国製のミニカーが全盛の1970(昭和45)年、国産車ミニカーを求めるユーザーの要望に応じて登場。シリーズの合計販売車類は800種類以上、累計販売5億3,800万台以上の売り上げを誇る同社を代表するヒットシリーズ。
同商品は、同社看板商品のトミカの更なるブランド進化を目指して新たに展開する知育玩具商品の第1弾という位置付け。幼児教育で注目されている「知育」「情育」「体育」の3育のうち、「知育」をコンセプトにした商品開発を行った。
録音・再生機能が付いた全長約11センチの赤い「クルマ」を使って遊ぶ同商品は、スイッチを入れるとと登録した名前で呼びかけスタートする。駐車スペースに本体を置き、50音のボタンを押し、さらに車体を転がすと指定した単語が本体から音声で流れる仕組み。
そのほか、「文字」の問題(全44問)、「絵」の問題(全46問)、「言葉」の問題(全22問)、「しりとり」遊びなど、さまざまな言葉遊びが楽しめる機能を搭載している。
同社広報の前田さんは「トミカの対象年齢は3歳以上で、同商品は言葉を覚え始める2歳以上がメーンターゲット。親世代にも認知のある『トミカ』ブランド力を活用し、身近な存在の知育玩具として利用してもらえれば」と話す。
価格は6,090円。全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売場で販売する。