タカラトミー(葛飾区立石5)は4月16日、同社サイト上でプラレールが遊べる特設サイト「プラレール ぐるっトレイン」 を正式に公開した。
同社の看板商品でもあるプラレールは1959(昭和34)年に誕生した。青いレールをつなげて3両編成の列車を走らせることが基本で、発売当時から現在まで青いプラレールの幅に変更はなく、当時のものでも楽しむことができる玩具。発売から51年のロングヒット商品は現在でも親子3代で愛されている。
同サイトはネット上でもプラレールの楽しみを体験することができる特別サイト。同サイトのエントリーページでは、「E4 系新幹線Max」「E233 系中央線」など全5車両から車体を選び、自らのアバターとなる「プラキッズ」や自分の駅名やプラレールの配置などが自由に行うことが可能。エントリー後は自分のプラレールを走らせ、すれ違うユーザーとコミュニケーションをとることもできる。さらに、メッセージ機能が付いたスクリーンセーバーもダウンロードできる。
同社広報の村山麻衣子さんは「プラレールのレイアウトはユーザーが増えればフィールドも広がっていく。何度見ても楽しいサイトを目指した」と話す。同サイトのメーンターゲットはかつてプラレールで遊んでいた大人。「実際に触れることはなくなってしまったが、このサイトによって再びプラレールの『つながる』楽しさを思い出してもらえれば」と同シリーズの更なるイメージアップを狙う。
同サイトでは、プラレールのメーンキャラクターである「てっちゃん」がツイッターでつぶやくサービスも開始。ツイッター上ではてっちゃんが「プラレール博」や同シリーズについて随時つぶやいている。村山さんは「ツイッターもプラレールも、つながることがメーンのキーワード。プラレールのファン同士がこれをきっかけにつながれば」と期待を寄せる。