7月27日に葛飾区柴又野球場（葛飾区柴又7）で予定されていた「葛飾納涼花火大会」の開催が予告通り開催される。

　毎年7月第4週の火曜日に開催される同大会は「足立の花火」（足立区）、「隅田川花火大会」（台東区・墨田区）に並ぶ東京の夏の風物詩になっている。
　同大会は今年で44回目。今年のテーマは「“和”と“洋”葛飾に描く“美”の融合」でと、約1万発の花火が打ち上げられる。同大会は全部で8ステージを用意し、それぞれテーマの異なった花火が打ち上げられる。

　今年は第2ステージと第7ステージで、欧州・アジアの花火を披露。第2ステージは「華麗なる宮廷の花火」と題して欧州で見られる宮廷花火を打ち上げる。今年はショパン生誕200周年を記念して、さまざまな特殊効果も仕込んでいるという。

　今年の目玉は、スタート時に全体の1割に当たる約1,000発の花火。葛飾区関係者は「遅れてやって来る人もいるが、今年はスタートからいきなり見どころ。混雑も予想されるが、ぜひ最初から鑑賞してほしい」と早めの来場を呼びかける。

　開催時間は19時20分～20時20分を予定。