タカラトミー本社前で「打ち水」イベント-リカちゃんや青木区長も参加

打ち水をする子供たちとリカちゃん。子どもたちには参加賞として同社のおもちゃが配られた。

打ち水をする子供たちとリカちゃん。子どもたちには参加賞として同社のおもちゃが配られた。

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 タカラトミー本社(葛飾区立石7)前で9月4日、「かつしか打ち水作戦」が行われ、タカラトミーの人気キャラクター「リカちゃん」などが参加した。

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 立石地区で行われていた「立石フェスタ」の一環として行われた同イベント。内容は、区が備蓄していた賞味期限切れの防災用備蓄飲料水を、本社前の道路に地元の子どもたちとまくというもの。

 当日は、地元の子どもたちのほか、同社の富山幹太郎社長、青木克徳区長、区地域温暖化対策地域協議会の村田佳寿子会長などが参加。リカちゃんのほか、葛飾区のごみ減量キャラクター「リーちゃん」も参加。参加した子どもたちから写真をねだらねるなど、人気を集めた。

 打ち水開始前の温度は32.1度あった表面温度は打ち水効果で30.1度まで下がった。参加した小学生の1人は「水をまいてから涼しくなった気がする」と話していた。同イベントスタッフは「14時に行った回では日向ということで表面温度が10度ほど下がった。木陰のある場所でも大きな効果があると思う」とも。

 同イベント参加のきっかけについて、同社広報室コーポレートコミュニケーション部の菅谷茂美部長は「以前まではサンバカーニバルの終着点として着替えをするスペースとして社内を提供していたが、今年から地域温暖化地域協議会に参加したことにより、地域にエコをアピールできるイベントを考え、今回の企画に参加した」と話す。

 現在、環境課を設け環境対策に取り組んでいる同社。「環境イベントなどに参加するだけでなく、テコロジートミカやのほほん族など、おもちゃを通して環境の重要さを知ってもらえるよう企画を進めている」と同課の高林順享さん。

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