日本サンドブラスト工芸協会(江東区、TEL 03-3684-3556)は10月17日より、ギャラリー欄柯洞(足立区中川4)で「硝子彫刻展」を開催している。
同展は今年で2回目。会員28人から集まった作品60点を一堂に展示し、会場をにぎわせている。18~20日の週末3日間の来場者数は約100人を記録した。来場者の中心は30~50代の女性で、サンドブラスト体験者以外の来場者も多く見受けられた。
サンドブラスト工芸は、ガラス製品に砂などを表面に吹き付け模様を作っていくもの。作品の中にはランプや花瓶だけでなく、かつて漁業に使用されていた浮き玉などさまざまな素材を使った作品もある。展示の様子はインターネットでも公開し、作品の販売も行う。
同展出品者の松本和嘉子さんは「サンドブラストは切り子や吹きガラスに比べて新しいジャンルで、まだ認知度が低い。サンドブラストを知らない人にもその魅力を感じてほしい」と話す。
開催時間は10時30分~18時。今月24日まで。今月30日~11月4日は、札幌でも開催する。