長さを調節できる木製テープカッター、人気に-柴又の会社が商品化

同商品を手に持つ半澤さん

同商品を手に持つ半澤さん

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柴又に拠点を置きファミリーウエア・玩具・雑貨の企画・製造・販売を手がける「ALrT.TOKYO(アルトトウキョウ)」(葛飾区柴又7)が今年8月に発表したテープカッターが販売数を伸ばし、注目を集めている。

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 同社のショップ兼ショールームには雑貨だけでなく、代表の半澤裕一さんがデザインした洋服などが並ぶ。客層は雑貨やインテリアに興味のある20~30代が中心で、区外からも半澤さんが手がける商品を求めて訪れる客も少なくないという。

 同商品は木製のテープカッターで、用途に合わせてテープの長さを調節できる機能を搭載しているのが特徴。革製のダイヤルをはがきや封筒のサイズに合わせて引くと、そのサイズに適切なテープが引ける仕組み。テープ幅は25ミリ以下で、封筒などは7種のサイズに対応する。

 日常使いよりもギフト向けに開発された同商品は現在、全国のセレクトショップや高級玩具店などで販売されている。価格は8,925円と高めだが、「材料費などで高価になってしまうが、長年使えるものを目指している。使い捨てされるアイテムではなく、一生使えるアイテムとしてギフト用途で使ってもらえれば」と半澤さん。

 半澤さんが商品企画を行い、国内の職人やデザイナーなどとコラボレーションして商品作りを行うことが多い同社。アイデアの発想について、「店内にいるだけでは煮詰まってしまう。外に出てさまざまな人やものに触れることによって面白いアイデアが出る」という。

営業時間は、平日=13時~19時、土曜・日曜・祝日=11時30分~17時30分。金曜定休。

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