堀切地区センター（葛飾区堀切3）で8月1日、ロンドン五輪のパブリックビューイングが行われた。

　ロンドン五輪で200メートル平泳ぎに出場する渡部香生子選手を応援する同イベント。渡部さんは現在堀切に在住で、このことをきっかけに区の生涯スポーツ課が発案した。イベントの開催は区だけでなく地元小学校・町内会など各団体が協力し、多くの応援者が集まった。

　応援にあたって、渡部さんの出身校である堀切小学校の児童たちが応援メッセージを書き込んだ手旗を作成。手旗には同校の交渉や堀切地区のイメージキャラクターである「ほりきりん」のイラストなど地元色の入った応援旗ができあがった。

　渡部さんの登場は予選4組で、開始時には恩師や同級生をはじめ200人以上の関係者が会場を埋めた。渡部選手宅と自宅が近所の柳原智子さんは「日本選手団で最年少であり、まずは楽しんで泳いでほしい」と話す。

　渡部選手が12位で予選通過し、準決勝進出が決まった瞬間、同会場は拍手と歓声が響いた。スクリーンの最前列で応援し、渡部選手と小学校の同級生であった吉田唯さんは「香生子らしく元気に泳げたと思う。準決勝も香生子らしく頑張ってほしい」とエールを送った。

　準決勝は8月2日未明。堀切地区センターでは3時30分より、パブリックビューイングを予定する。