JR亀有駅前にあるリリオパーク(葛飾区亀有3)を中心に10月27日、「亀有ふれあいまつり」が開催された。
同イベントでは、地元小学校や中学校の演奏披露や歌謡ショーなどを開催。また、会場では新潟県南魚沼市産の鮎の塩焼きや物産展、地域子ども会による屋台の出店などが行われる。
同イベントで初めて露目されたのが、同地をモデルとしている「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の両津勘吉をはじめとした主要キャラクター3体。制作まで約半年掛かった着ぐるみがイベントで公開され、来場者と記念撮影を行なった。
両津勘吉、秋本・カトリーヌ・麗子、中川圭一の3体は今後商店街や地域のイベントの際に出演し、記念撮影や握手をする予定。また今後日曜日や祝日など、観光客の訪問などに合わせた時間に出演し、パトロールするという。
今まで両津勘吉の着ぐるみは存在したものの、麗子や中川の着ぐるみの登場は初となる。葛飾区在住の30代の男性は「昔から住んでいるが、アリオの進出などでここ数年とても活気が出てきたと思う。この着ぐるみなどを利用して、より地域が盛り上がってくれれば」と話す。
また葛飾区のフェイスブックの告知で知った、埼玉県在住の20代男性は「麗子の足に関して細く作ったと聞いたが、実際は原作よりも随分太い感じがする。忠実ではないが可愛い感じがする」とコメント。また「こち亀は幼い頃からのファンで、実際の麗子や中川と写真が撮れるのは嬉しい。今後は寺井や纏などのキャラも亀有に来るたびに会えれば嬉しい」(同)とファンとしての心境を語る。