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葛飾の福祉施設が「ナンカツバーガー」販売-地名と下町メニューを融合

ナンカツバーガー

ナンカツバーガー

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 社会福祉法人「原町青年寮 奥戸福祉館」(葛飾区奥戸3 TEL 03-5670-8111)が3月2日、新メニュー「ナンカツバーガー」の販売を始めた。

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同館では以前から自家製造パンを販売しており、地域の保育園や小学校の給食パンとして供給。現在は移動販売やカフェの運営を行い、商品を販売している。

 商品名は、福祉館のある奥戸地域が「南葛(なんかつ)」地域と呼ばれていたことに由来する。インドカレーに使われるナンとハムカツを使い、「ナンカツ」と命名した。通常と辛口の2種類を用意する。

 同商品について、同館職員の中島房枝さんは「ナンの柔らかさに特徴を出し、ボリュームのある商品にすることを心掛けた。葛飾の下町っぽさを出すためにハムカツを使っているが、移動販売の際はその場で焼いて最上の状況で提供できるように工夫した」と話す。

 「現在もパンのラインアップは豊富で、焼きたてを購入しに来る常連客もいるが、今回はより多くの利用客を取り込むため地元色を打ち出した商品を開発した。商品の売り上げは、製造する施設利用者の工賃にアップにつながる。施設利用者のモチベーションを上げ達成感を共有することで、さらなる販売拡大を目指していきたい」とも。

 価格は200円。次回は立石で行われる「さくらまつり」(4月7日)で販売予定。

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