4月にオープンした東京理科大学(葛飾区新宿6)内のカフェ「アイリス」が販売するオリジナルバーガー「葛飾バーガー」が人気を集めている。
同カフェは先月の理科大移転時にオープン。席数は約100席で、学生だけでなく地元住民の来店も多い。スムージーやベーグルなど女性向きのメニューが並ぶ。来店客は7割が女性という。
同商品の開発について店長の貞方章宏さんは「学校が葛飾に移転するにあたって、葛飾の名物になるようなメニューの開発が大学から依頼された」ときっかけを話す。
赤ワインに漬けて臭みを消し、丁寧に筋切りをした鹿肉をミンチにし、牛肉・豚肉を混ぜてフライしたパテと、トマトやレタスなどの野菜をサンドした。鹿肉バーガーを食べた区内在住の30代の女性会社員は「思ったよりも味わいがあった。パサパサするのかと思ったがとてもジューシー」と感想を話す。
鹿肉を使うことで、通常のハンバーガーに比べてヘルシーな500キロカロリーを実現。「学生だけでなく多くの人が来るカフェなので、カロリーや健康面を考えた結果」(貞方さん)とも。
販売から1カ月たった現在、店内で1番の人気商品に成長。今後について貞方さんは「6月からは価格も50円安く提供し、より食べやすくしようと思っている。価格だけでなく味も常に進化させていきたい」と話す。価格は450円。
営業時間は10時~19時(土曜は15時まで)。日曜・祝日定休。