テクノプラザかつしか(葛飾区青戸7)で1月9日、「ビジネス・コン葛」のプレイベントが行われた。主催はかつしか異業種交流会。
ビジネス・コン葛は、45回の実績を持つ「葛飾区受注情報交換会」を引き継ぎ、装い新たに立ち上がったビジネスイベント。主に区内の事業者間の横のつながりを強化し、多くの人とつながりを持つことで個人経営者の悩みを解消することが目的。まずは出会って、顔を合わせて名刺交換という第1段階の壁を参加者に越えてもらうよう企画した。
参加者はそれぞれ、首から企業情報の記載されたプラカードを首から下げてイベントに参加。これにより、お互いの会社がどのような仕事を行っているのか視覚的に解りやすくなった。双方の業務内容の説明時間が省かれ、より具体的なビジネスアクションが行える仕組み。
同イベントへの参加を呼び掛けた企業はおよそ400~500社。同交流会の橋本源則さんを中心としたスタッフが、全ての企業へ足を運びイベントの説明を行ったという。「門前払いを受けることも少なくはなかったが、若い女性や積極的な企業主との出会いもあり、結果、たこ焼き店から上場企業まで、幅広い顔ぶれの参加者の応募が集まった」と橋本さん。「ビジネスイベントに堅苦しいイメージを持ち、参加したことが無かった人も『ちょっと見てみたい』というきっかけで参加してくれた」とも。
橋本さんは「知っている顔触れでも、あらためてビジネスとしての話をするきっかけが作りやすかったとの声も上がり、本イベントへの手応えを十分に感じることができた」と話す。
本イベントの開催は3月10日。