葛飾赤十字産院(葛飾区立石5)で5月23日、「ふれあい赤十字デーイベント2015」が開催された。
日本赤十字社では毎年5月を「赤十字運動月間」としている。今回のイベントは、同社と地域住民との融和、防災意識の向上を目的に開催。当日は、起震車による地震体験、AED体験などのコーナーを設けた。中でもゲーム感覚で体験できる水消火器コーナーでは初めての消火器体験に興奮する子どもの姿も。
今年は沖縄アンテナショップの出店以外に、小さな子どもを連れた家族が多数来場する事に配慮したプログラムも用意。演劇集団「円(えん)」よる絵本「どうぞのいす」の公演、この日のために自作したアンパンマンなどの衣装で仮装したボランティアスタッフによるバルーンアート、タカラトミー協力のプラレールコーナーも繰り広げられた。
担当の市川さんは「区や近隣の企業が赤十字の活動に賛同してくれて感謝している。スタッフみんなで、どうすれば地域の方が喜んでくれるかを一所懸命考えた手作りのイベントなので、とにかく来てくれた方が喜んでくれたら」と話す。