亀有駅北口にある亀有公園(葛飾区亀有5)で2月27日・28日、10回目となる「亀有わんぱく雪まつり」が開催された。
同イベントは、長さ約15メートルの雪の滑り台を筆頭に、近隣の小中学校の生徒が作る雪像、かまくらなど、亀有の子どもたちの冬の楽しみの一つとして知られており、雪遊び以外にもステージイベントや商店街のガラポン抽選会が行われた。
同所で使われる雪は新潟県南魚沼市から10トン車4台で運ばれ、晴天の会場に訪れた子どもたちは自由に雪と触れ合い、年に一度の冬の楽しみに興奮し、各所に順番待ちの行列を作った。
広報誌で同イベントを知ったという、高橋美佑季さんは「テレビの幼児向けアニメを見て、娘が雪に興味をもったので連れて来た」と話す。こわごわと雪に触れては笑顔を見せる高橋莉緒ちゃん(1歳)に高橋さんも一緒に笑顔になった。
今年初めて「磯辺焼き」と「おしるこ」給仕のスタッフとして参加した2人組の小学生は、同イベントについて「もっと子どもたちがたくさん遊びに来て長く続いてほしい」と話し、会場で見つけた校長先生に元気に手を振っていた。