亀有香取神社(葛飾区亀有3、TEL 03-3601-1418)で5月1日、「かつしか防災パーク」が行われる。
主催は葛飾で「すんでるまちをせまくする。」をテーマに人と人をつなげ、活動と活動をつなげるという活動を行っている団体「葛飾会議」。
同ワークショップは4月16日に発生した熊本地震を受け、復興支援に向けた募金活動と合わせて、さまざまな教訓を生かし、課題を見つめ直し、今できること、自分たちができることを考える機会として行われる。
同団体の森谷哲さんは「神戸や東北の震災の際は、そこまで仲の良い人がいなかったし、訪れたこともなかったので、なかなかジブンゴトにならなかったが、友達が住んでいて数年前に訪れた場所である熊本の震災でジブンゴトに思えた。何かしらアクションを起こしたいと思ったところが始まりで、葛飾会議を主催して、地域のリーダーになれる人たちと出会ったことを何かしら役に立てないかと思った」と胸中を話す。
企画の取り組みについて「平常時に『ふとしたきっかけで集まり、顔を合わせて、あいさつをする』このつながりがあるだけで、いざという時の行動は変わると思っている。全く知らない人がいる中で不安な時間を過ごすことと、ちょっと知り合いの中で不安を共有しながら過ごすことの気持ちの落ち着きには大きな差があるのかと感じている」と谷優香さんは胸中を話す。「自身が住む葛飾でも『ホッとするつながり』が生まれるきっかけになれば」とも。
「防災は『備える』ことが大切。今できることがあり、人とのつながりは有事の際に役に立つ」と団体は発信する。
開催時間は12時~16時。