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柴又のレトロ喫茶店で「キャンディ・キャンディ特別展」 オリジナルメニューも

昭和レトロ喫茶「セピア」店主の長谷沢貴世子さん

昭和レトロ喫茶「セピア」店主の長谷沢貴世子さん

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 柴又の喫茶店「セピア」(葛飾区柴又7、TEL 03-6657-8620)で7月1日、「キャンディ・キャンディ特別展」が始まった。主催はキャンディ・キャンディ保存会。

キャンディ・H・ミルキィさん(右)と斉藤永江さん(左)

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 少女漫画「キャンディ・キャンディ」に関するさまざまなグッズを展示する同展。昭和を代表する同作品の持つ魅力をあらためて認識してもらうと共に、作品を通じて生まれた感動体験を共有する場として企画した。

 展示品を提供した、同会代表のキャンディ・H・ミルキィさんは「この作品は知性の栄養。人の生死や動物愛など、人が生きる上で多くの大切な事を教えてくれる。ぜひ子どもに読んでほしい」と話す。

 展示品は今月14日までの前期と、同15日からの後期で内容を変更する。特に後期はアニメ制作現場で使われていた貴重資料も披露する予定という。

 ミルキィさんは「貴重な90センチサイズのキャンディの人形を抱く事ができるのも同展ならでは。私はグッズを集めるコレクターではなく、作品の魅力を伝える活動家なので、壊れや汚れはおもちゃの勲章。グッズを通じて日本の黄金時代を感じてほしい」と笑顔を見せる。

 期間中、同店では「キャンディメニュー」として、アンソニーのスイート・キャンディのレアチーズケーキとクッキーも用意。同メニューを考案したパティシエの斉藤永江さんは「セピアのママさんと、作っては食べの繰り返し。レアチーズケーキはバラの形を生かすのに、ゼラチンのバランスに苦労した」と話す。

 店主の長谷沢貴世子さんは「当店は1970年代にタイムスリップしたような昭和レトロがコンセプト。お客さまには子どもに戻って、キャンディ・キャンディという作品の世界を楽しんでほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時~19時。火曜・水曜定休。入場無料。7月31日まで。

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