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葛飾・堀切でベルギー出身ロゴデザイナーの展示会 メタルバンドのロゴなど150点

「ブラックメタルロゴの帝王」とされるシュパイデルさんの作品

「ブラックメタルロゴの帝王」とされるシュパイデルさんの作品

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 堀切菖蒲園駅近くのアートギャラリー「HHH gallery(エイチ・ギャラリー)」(葛飾区小菅2、TEL 03-6662-9331)で11月5日、ベルギー出身のロゴデザイナー、クリストフ・シュパイデルさんの展示会が始まった。

日本人にもなじみ深い「一反木綿(いったんもめん)」のアート作品も

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 少年時代からYESやKISS、レッド・ツェッペリンといったバンドのロゴに興味に興味を持ち、学校の教科書に好きなバンドのロゴを描いたり、ワッペンを自作したりしていたというシュパイデルさん。1987年からヘビーメタルバンドのロゴを本格的に仕事として手掛けるようになり、これまで7000点以上の作品をデザインしてきた。ロゴの制作中は「ひたすらそのバンドの音を聴き、メンバーのことを思いながら描く」という。

 その高いデザイン性は各分野でも評判を呼び、グーグルやプラダ、マイクロソフト、ツイッターなどの企業名をブラック・メタル風にするとどうなるかという実験プロジェクトにも参画したこともある。

 クリストフさんのロゴは日本でも評価が高く、昨年初来日したときに行われたトークショーとサイン会では作品ポスターが30分で完売した。

 2度目の来日となる今回は、これまでに手掛けた数々のブラックメタルバンドのロゴアートの複製原画プリントや過去のロゴアートの原画、さらには日本の妖怪をテーマに特別に描き下ろしたものなど約150点を展示する。

 妖怪をテーマにした理由として、「去年の初来日時に歓迎されていると感じ、何か日本をテーマにしたものを描いてお返ししたいと思った」とシュバイデルさん。今回の作品の中では、「女郎蜘蛛(じょろうぐも)」「土蜘蛛(つちぐも)」が気に入っているという。

 開廊時間は土曜・日曜・祝日の12時~20時。今月27日まで。

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